
1-3 妊娠後期(28〜36週)


「無痛分娩」「和痛分娩」は最近ますます広まっている分娩方法で、産科の現場では妊娠初期からこちらを希望している妊婦さんも増えてきました。ただ「痛くなく産めるならそれに越した事がないけど…」「やっぱり副作用が心配…」「自然が一番なのかな…」など不安も多く聞かれます。
今回は、一般的な考え方や分娩方法を解説します。

妊娠中の皮膚の変化は、ホルモンバランスの変化やお腹の膨らみなどによって、どんな方にも出てくる可能性があります。普段の健診ではあまり先生に聞きにくいことでも、気になるのは当然。今回は色素斑(シミの一種)と妊娠線を中心に皮膚の変化やその対策をまとめました。
続きを読む

毎年流行しやすい病気の一つ、手足口病。
1歳〜3歳の子どもがよく保育園でもらってくる手足口病、「妊娠中にかかったらどうしよう・・・!」と不安の声をよくお聞きします。
今回はそんな妊婦さんの手足口病をまとめました。

妊娠すると身体にはいろいろな変化が起こるものだと実感している方は多いと思いますが、目に見えないところで起きている変化もあります。今回はその一つである妊娠糖尿病についてまとめてみました。
続きを読む
日本人はお風呂や温泉好きの人が多いですね。また、夏になれば、海水浴やプールといった水のレジャーの機会も増えてくると思います。
妊婦さんが水に関係するレジャーを行う際の注意点についてお伝えします。


出産予定日を超えても陣痛がこない、陣痛開始前に破水してしまった、など様々な理由から、分娩誘発や陣痛促進が行われることがあります。ただ、病院からの説明をいきなり聞いてもなかなかわからないこともあるかと思います。
今回は、陣痛が来たけどその強さが不十分な場合に実施されることがある「陣痛促進」について、詳しく説明します。

前回、「食べ物からお腹の赤ちゃんにうつる感染症(1)トキソプラズマ」の記事で、トキソプラズマの説明をしましたが、今回は、もう一つの代表的な病原体であるリステリアについて説明をさせて頂こうと思います。
続きを読む
普段食べている何気ない食事の中に、胎盤を通して赤ちゃんに感染してしまう怖い病原体がいることをご存知でしょうか?
その病原体として、主にトキソプラズマとリステリアが挙げられます。今回は、トキソプラズマについてお話したいと思います。

妊娠を考えている時や妊娠中に、感染しないよう気をつけなければいけない病原体は様々です。その中で、赤ちゃんの先天性障害の原因となる頻度が最も高いのは、サイトメガロウイルスであることをご存知でしょうか?
続きを読む
女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。高齢出産とは、35歳以上での出産(特に初回のもの)を指し、日本では全体の3割近くに達しています。
今回は、35歳以上になってからの出産を迎える女性にとって大事なポイントをまとめました。

女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。厚労省人口動態調査によれば、すでに高齢出産(35歳以上での出産と定義されています)が全体の3割近くに増えてきています。今回は、35歳以上になってからの妊娠について、知っておいてほしいことをまとめました。
続きを読む

「パニック症」という病気をご存知でしょうか。
もともとパニック症を治療しながら妊娠された方も、妊娠中に初めてパニック症になった方も、正しい知識をもっておくことで不安少なく日々を送ることができます。


双子の妊娠は単純に赤ちゃんがおなかの中に二人いるだけではありません。実は、母体に対しても影響があり、様々な合併症が起こりやすくなるのです。妊娠初期には単胎妊娠に比べて、つわりが重くなる傾向があります。ここでは、妊娠後期に起こりえる、医学的にも重要な合併症について述べたいと思います。
続きを読む
「バースプラン」という言葉を知っていますか?お産に対する希望や要望のことを言いますが、最近では施設側からプランを聞かれることも増えてきました。とはいえ、どうやって立てたらいいのか悩みますよね。バースプランを考えることで、お産に向き合ってみませんか。
続きを読む
近年では、帝王切開を受ける女性の割合が増えてきています。無事に帝王切開で出産が終わり一安心、なのですが、次回の妊娠・出産で気をつけなければならないことがあることをご存知でしょうか。
続きを読む