1-4 妊娠末期(37週〜分娩まで)
陣痛促進剤が必要な状況には、さまざまな理由があります。「なるべく自然なお産をしたい」と多くの人が思っていると思います。ただ、なかには母体の体調などで分娩を早める必要が出てくることがあります。
インターネットには様々な情報が載っており、その真偽を判断することは簡単ではありません。ここでは、陣痛促進剤に関して産婦人科医が考えていることをご紹介します。
これまでの夫婦二人だけの生活から家族が一人増えることによって、「夫婦」としての関係性に加えて、「親」という役割も二人で担っていくことになります。子どもを夫婦二人で一緒に育てていくために、そして「夫婦」から「親」になるためにできることはどんなことでしょうか。
続きを読む妊娠中の皮膚の変化は、ホルモンバランスの変化や血流の変化によって、どんな方にも出てくる可能性があります。普段の健診ではあまり先生に聞きにくいことでも、気になるのは当然。今回はクモの巣状静脈、下肢静脈瘤についてまとめました。
続きを読む妊娠中の皮膚の変化は、ホルモンバランスの変化やお腹の膨らみなどによって、どんな方にも出てくる可能性があります。普段の健診ではあまり先生に聞きにくいことでも、気になるのは当然。今回はニキビへの対策についてまとめました。
続きを読む「無痛分娩」「和痛分娩」は最近ますます広まっている分娩方法で、産科の現場では妊娠初期からこちらを希望している妊婦さんも増えてきました。ただ「痛くなく産めるならそれに越した事がないけど…」「やっぱり副作用が心配…」「自然が一番なのかな…」など不安も多く聞かれます。
今回は、一般的な考え方や分娩方法を解説します。
妊娠中の皮膚の変化は、ホルモンバランスの変化やお腹の膨らみなどによって、どんな方にも出てくる可能性があります。普段の健診ではあまり先生に聞きにくいことでも、気になるのは当然。今回は色素斑(シミの一種)と妊娠線を中心に皮膚の変化やその対策をまとめました。
続きを読む毎年流行しやすい病気の一つ、手足口病。
1歳〜3歳の子どもがよく保育園でもらってくる手足口病、「妊娠中にかかったらどうしよう・・・!」と不安の声をよくお聞きします。
今回はそんな妊婦さんの手足口病をまとめました。
妊娠すると身体にはいろいろな変化が起こるものだと実感している方は多いと思いますが、目に見えないところで起きている変化もあります。今回はその一つである妊娠糖尿病についてまとめてみました。
続きを読む日本人はお風呂や温泉好きの人が多いですね。また、夏になれば、海水浴やプールといった水のレジャーの機会も増えてくると思います。
妊婦さんが水に関係するレジャーを行う際の注意点についてお伝えします。
出産予定日を超えても陣痛がこない、陣痛開始前に破水してしまった、など様々な理由から、分娩誘発や陣痛促進が行われることがあります。ただ、病院からの説明をいきなり聞いてもなかなかわからないこともあるかと思います。
今回は、陣痛が来たけどその強さが不十分な場合に実施されることがある「陣痛促進」について、詳しく説明します。
前回、「食べ物からお腹の赤ちゃんにうつる感染症(1)トキソプラズマ」の記事で、トキソプラズマの説明をしましたが、今回は、もう一つの代表的な病原体であるリステリアについて説明をさせて頂こうと思います。
続きを読む普段食べている何気ない食事の中に、胎盤を通して赤ちゃんに感染してしまう怖い病原体がいることをご存知でしょうか?
その病原体として、主にトキソプラズマとリステリアが挙げられます。今回は、トキソプラズマについてお話したいと思います。
妊娠を考えている時や妊娠中に、感染しないよう気をつけなければいけない病原体は様々です。その中で、赤ちゃんの先天性障害の原因となる頻度が最も高いのは、サイトメガロウイルスであることをご存知でしょうか?
続きを読む女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。高齢出産とは、35歳以上での出産(特に初回のもの)を指し、日本では全体の3割近くに達しています。
今回は、35歳以上になってからの出産を迎える女性にとって大事なポイントをまとめました。
女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。厚労省人口動態調査によれば、すでに高齢出産(35歳以上での出産と定義されています)が全体の3割近くに増えてきています。今回は、35歳以上になってからの妊娠について、知っておいてほしいことをまとめました。
続きを読む