「無痛分娩」「和痛分娩」は最近ますます広まっている分娩方法で、産科の現場では妊娠初期からこちらを希望している妊婦さんも増えてきました。ただ「痛くなく産めるならそれに越した事がないけど…」「やっぱり副作用が心配…」「自然が一番なのかな…」など不安も多く聞かれます。
今回は、一般的な考え方や分娩方法を解説します。
妊娠中の皮膚の変化は、ホルモンバランスの変化やお腹の膨らみなどによって、どんな方にも出てくる可能性があります。普段の健診ではあまり先生に聞きにくいことでも、気になるのは当然。今回は色素斑(シミの一種)と妊娠線を中心に皮膚の変化やその対策をまとめました。
続きを読む毎年流行しやすい病気の一つ、手足口病。
1歳〜3歳の子どもがよく保育園でもらってくる手足口病、「妊娠中にかかったらどうしよう・・・!」と不安の声をよくお聞きします。
今回はそんな妊婦さんの手足口病をまとめました。
妊娠すると身体にはいろいろな変化が起こるものだと実感している方は多いと思いますが、目に見えないところで起きている変化もあります。今回はその一つである妊娠糖尿病についてまとめてみました。
続きを読む日本人はお風呂や温泉好きの人が多いですね。また、夏になれば、海水浴やプールといった水のレジャーの機会も増えてくると思います。
妊婦さんが水に関係するレジャーを行う際の注意点についてお伝えします。
断乳を考えるとき、様々な理由があることでしょう。ここでは、「仕事を始めるから断乳しないといけないけど、もう少し母乳をあげたい」といったような葛藤をされている方へ、「部分的な卒乳」という方法をお伝えします。
仕事を始めるからといって、完全に断乳する必要はありませんよ。
出産予定日を超えても陣痛がこない、陣痛開始前に破水してしまった、など様々な理由から、分娩誘発や陣痛促進が行われることがあります。ただ、病院からの説明をいきなり聞いてもなかなかわからないこともあるかと思います。
今回は、陣痛が来たけどその強さが不十分な場合に実施されることがある「陣痛促進」について、詳しく説明します。
前回、「食べ物からお腹の赤ちゃんにうつる感染症(1)トキソプラズマ」の記事で、トキソプラズマの説明をしましたが、今回は、もう一つの代表的な病原体であるリステリアについて説明をさせて頂こうと思います。
続きを読むお母さん方から「1歳過ぎたら卒乳するのがいいのですか?」「いつ頃卒乳するのがいいですか?」という質問をよく受けます。
ここでは、1−2歳で卒乳する方の理由にはどんなものがあるのか、卒乳の時期はいつが良いのかということについて説明します。
普段食べている何気ない食事の中に、胎盤を通して赤ちゃんに感染してしまう怖い病原体がいることをご存知でしょうか?
その病原体として、主にトキソプラズマとリステリアが挙げられます。今回は、トキソプラズマについてお話したいと思います。
妊娠を考えている時や妊娠中に、感染しないよう気をつけなければいけない病原体は様々です。その中で、赤ちゃんの先天性障害の原因となる頻度が最も高いのは、サイトメガロウイルスであることをご存知でしょうか?
続きを読む子どもが1歳や2歳になっていても、自然に卒乳するまで母乳を与えたいと思っている方も多いでしょう。でも、「まだ母乳を与えているの?」と周りからのプレッシャーで、断乳した方がいいのかなと迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
母乳を長く与えることによって、「虫歯になりやすくなるのではないか」「甘やかすことになるのではないか」「自立できなくなると困る」と不安になることがあるようです。今回は、本当にそのような心配があるのかということについてお話しましょう。
女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。高齢出産とは、35歳以上での出産(特に初回のもの)を指し、日本では全体の3割近くに達しています。
今回は、35歳以上になってからの出産を迎える女性にとって大事なポイントをまとめました。
女性の社会進出や若年者の価値観の変化により、高齢妊娠が増えてきています。厚労省人口動態調査によれば、すでに高齢出産(35歳以上での出産と定義されています)が全体の3割近くに増えてきています。今回は、35歳以上になってからの妊娠について、知っておいてほしいことをまとめました。
続きを読む前編(「授乳中の市販薬(前編)–使用するメリットとデメリット」)では授乳中の市販薬について、メリットとデメリットを紹介させていただきました。それでは実際はどのように薬を飲むべきかどうか、そして、飲むならどういう風に選ぶべきかについて考えていきたいと思います。
続きを読む産後の授乳中の体調不良。薬を飲もうにも、そのあとの授乳に気になって薬が飲めなくて困った…という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。でもその薬は本当に授乳に影響するのでしょうか。じつは、薬を飲まずに我慢したり、薬を飲んだあと不必要に母乳を中止することでおこるデメリットもあるのです。今回は、授乳と薬の関係について、二回に分けてみていきましょう。
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