10代〜40代女性の約1割が患っていると考えられている「子宮内膜症」という病気をご存じでしょうか。日々の生活や人生に大きな負担を加えかねない子宮内膜症について知っておきましょう。
続きを読む3-11 婦人科_10代(思春期)
「ポリープ」という言葉は、よく耳にすることがあると思いますが、子宮頸管ポリープと子宮内膜ポリープとはどんなものでしょう。どんな症状があるの?悪性ではないというけど、放っておいても大丈夫?
そんな疑問に、産婦人科医の立場から答えます。
ストレスや寝不足で、口や唇のまわりに水ぶくれや発疹がでたことはありますか? ヘルペスはありふれたウイルスで、口の周りにできる口唇ヘルペスは有名ですが、性器にできた場合には時に強い症状がでるため怖い病気と思われがちです。正しく知り、しっかりと対処することが重要です。ここでは性器ヘルペスの正しい知識と治療法についてご紹介します。
続きを読む不正性器出血とは、月経以外の性器出血のことです。色は、真っ赤やピンク色であったり、赤黒かったり、時には茶色いおりものだったりもします。
産婦人科オンラインの中でも、不正性器出血に関するご相談は数多く寄せられます。今回はこの不正性器出血の原因と受診の目安、検査方法についてまとめてみました。
性交(セックス)に痛みを感じる女性は5-10人に1人とも言われています。切実な悩みだけれど人に言いにくい、と感じている方が多いのではないかと思います。
原因は様々ですが、適切に対処することで原因をとり除いたり、痛みを改善出来る可能性があります。この記事では原因と対処法、受診の目安についてわかりやすく解説します。
現在の日本では、不妊に悩んでいるカップルは少なくありません。5-6組に1組は子供が欲しいことを悩み、医療機関を受診するといわれています。少しでも、その原因について知っておくことは、受診する際の医師の説明を聞くうえでも、大きな助けになるでしょう。不妊の原因としては、男性側の理由によるものが約1/3, 女性側の原因によるものが約1/3、そして、原因不明の場合が約1/3とされています。ここでは、女性に原因がある場合、どのようなことが考えられるか、わかりやすく説明していきます。
続きを読む避妊ができていなかった!コンドームが外れてしまった!という時、急に緊急避妊薬(アフターピル)が必要になることがあります。
ここでは、アフターピルの正しい飲み方と注意点について解説します。
「細菌性腟症」という病気、多くの人には聞きなれない言葉だと思います。でも実は海外では3-4人に1人、日本でも5-10人に1人がこの状態にあると言われています。気づかないうちに細菌性腟症の状態になっていて、早産や他の性感染症にかかる危険性が高まることもあります。この記事では症状、リスク、診断、治療についてわかりやすく解説します。
続きを読む避妊や重たい生理の改善にも力を発揮してくれる低用量ピル。でも、毎日飲む必要がありますので、時に忘れることもありますよね。今回は低用量ピルを飲み忘れた時の対処法についてのお話です。
なお、子宮内膜症の治療などに使われる低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP製剤:ルナベル、ヤーズなど)の飲み忘れ時の注意点も同様です。
家や職場で、生理前になるとイライラしたり落ち込んだりと精神的に不安定になってしまう。また、無性に甘いものが食べたくなったり、胸が張ったりといった身体の変化を感じた経験はありませんか?
産婦人科医・心療内科医の立場からぜひ知っておいてほしい内容をまとめました。
皆さんはどこまでが正常な月経期間・月経量かご存じでしょうか?個人差はありますが、正常な月経期間・月経量の範囲は決まっていて、それを越えてしまうと過長月経・過多月経といった「月経異常」となります。月経異常にはこわい病気が隠れている場合もあるのです。
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