緊急避妊薬(アフターピル)の正しい使い方と入手方法

公開日: 2020年10月14日

最終更新日: 2026年4月2日

避妊ができていなかった!コンドームが外れてしまった!という時、急に緊急避妊薬(アフターピル)が必要になることがあります。
ここでは、アフターピルの正しい飲み方と注意点について解説します。

アフターピルはなるべく早く飲むことが重要です

アフターピルは、排卵を抑え受精を予防することで妊娠を防ぐ仕組みがメインのため、排卵前に飲む方が効果があります。性行為からなるべく早くアフターピルを飲みましょう。

日本では、レボノルゲストレル(商品名:ノルレボなど)を有効成分とする緊急避妊薬が使われています。

これまでは、医師の診察(対面またはオンライン)を受けて処方されるのが一般的で、費用は自費で8,000円〜15,000円程度が目安でした。 2026年2月からは、一定の条件を満たした薬局において、処方箋なしで購入できるようになりました。医療機関をすぐに受診できない場合でも、より早く入手できる方法として期待されています。

吐き気や不正出血が起こることがあります

アフターピルには黄体ホルモンが入っているため、飲むと吐き気・頭痛・胸の張りなどが起こることがあります。多くの症状は数時間~1日で自然になおります。

アフターピルを飲んでから1週間前後で不正出血が少し起こることもありますが、これも自然にとまります。

妊娠予防効果(成功率)は約85%であり100%ではありません

アフターピルの妊娠予防効果(成功率)は約85%のため、妊娠してしまうことがあります。

1. アフターピルを飲んで21日たっても生理がこない
2. 生理予定日から1週間たっても生理がこない
このようなときは、妊娠検査をしてくださいね。

また、アフターピルは性感染症の予防はできません。もし性感染症の心配などもある場合は、産婦人科へ検査や治療についてご相談ください。

*参考文献
一般社団法人 日本家族計画協会.緊急避妊法.
WHO. Emergency contraception.
厚生労働省.「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づく緊急避妊に係る取組について
緊急避妊薬の調剤・販売について


さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ産婦人科オンラインの医師、助産師にご相談ください。

産婦人科オンラインはこれからも妊娠中・産後の不安や疑問を解決するために情報を発信していきます。

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