色々ながんがあるなかで、自分にとって何のがん検診を受ければよいかを正しく知るのは難しいかもしれません。また、いつまでがん検診に行けばよいのかを含め、推奨されているものをここで整理していきます。
続きを読む3-8 女性のがん
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて聞いたことはありますか?このワクチンには子宮頸がんなどを引き起こすHPVの感染を予防する効果があります。今回は2020年に承認され、2023年4月からHPV感染予防の定期接種に新たな選択肢として追加された9価HPVワクチンについて、その効果や対象者、注意点などをわかりやすく解説します。
続きを読む子宮頸がんは40歳までの若い世代でかかりやすいがんです。病気の進行具合にも幅があり、がんになる前の状態(子宮頸部高度異形成や上皮内がん)から早期がん(頸部に留まる)、そしてリンパ節や子宮の周りの臓器に広がる状態までさまざまです。見つかった状態によって治療方法は大きく異なります。治療による体への負担も大きく変わります。
続きを読む卵巣がんは卵巣にできる悪性腫瘍です。お腹の中で徐々に大きくなりますが、他の多くのがんと違い、かなり大きくなるまで気付きにくい病気です。卵巣がんになりやすい人は、定期検診を受けることで早く気付くことも可能です。是非卵巣がんについて正しく知って頂きたいと思います。
続きを読む子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」があります。20〜40歳に多い子宮頸がんに対し、子宮体がんは40代から増え、60代までに多く診断されます。子宮体がんとはどんな病気か、詳しく解説していきます。
続きを読む日本では、子宮頸がん検診については「20歳以上の女性は2年に1回」、乳がんについては「40歳以上の女性は2年に1回」の検査が推奨されていますが、子宮体がんと卵巣がんは定期検診に含まれておらず、オプション扱いです。
産婦人科医の立場から、子宮体がんと卵巣がんの検査についてわかりやすく解説いたします。
日本では、子宮頸がん検診については「20歳以上の女性は2年に1回」、乳がんについては「40歳以上の女性は2年に1回」の受診が推奨されていますが、実際には検診に行ったことがないという方も少なくありません。婦人科検診では実際にどのように検査を受けるかわからず怖いという方も多いのではないでしょうか。
産婦人科医の立場から、婦人科検診についてわかりやすくお伝えし、皆さんにきちんと受診してもらいたいと思い、解説いたします。