ぐずり・かんしゃく・自己主張・・・幼児期の自我の芽生えにどう向き合えばいい?

公開日: 2026年7月13日

1歳を過ぎ幼児期に入ると、歩くことで行動範囲が広がるとともに、単語をはじめとした言葉を獲得し、喜怒哀楽の表現も豊かになり、ぐんぐん成長します。

反面、ぐずりやかんしゃく、自己主張など、子どもも大人も気持ちのコントロールが必要になります。

こうした幼児期の自我の芽生えにどう向き合えば良いでしょうか?

1歳以降のぐずり・かんしゃくには、気持ちの代弁、行動の見守りと切り替えを

この時期の子どもは、自分の欲求や気持ちを上手に伝えることができず、ぐずりやかんしゃくを起こすことも多くなります。

その場合は、「〇〇したいんだねー」「〇〇だから悲しくなっちゃったんだね」などと子どもの欲求や気持ちを、まずは受け止めて言葉で伝えるようにしましょう。

子どもが落ち着くのをそばで見守り、「じゃあ〇〇してみようか」と気持ちを切り替えるような言葉かけをしてみましょう。

この方法は、ぐずりやかんしゃくの時だけでなく、日常生活の中でも意識して心がけると、言葉による表現力や、気持ちのコントロールにつながります。

3歳ごろの自立心や失敗経験には、さりげない手助けと達成感を

この時期の子どもは、走ったり飛んだりなど身体のコントロールができるようになり、言葉のやりとりも盛んになります。排泄や衣服の着脱などの自立も進みますが、失敗してしまうことも多々あります。

自力でできないことに対しては、まずは「自分でやろうとしてえらいね」と気持ちを受け止め、さりげなく手助けし、最後は子ども自身が仕上げて「達成感」につなげるようにしましょう。

また、1日のスケジュールの中で、「〇〇が終わったら」「時計の長い針が5になったら」など、状況や見通しを簡潔に伝えるように心がけましょう。こうした関わりが、「先のことを考えて行動する力」を育てる第一歩となります。

5〜6歳ごろの自己主張には、よく耳を傾け、必要時ルールを決めて、気持ちや行動をコントロールする力を

この時期の子どもは、語彙が著しく増え、咄嗟の嘘や言い訳・自己主張が盛んになります。想像力が広がり、お友達との遊びなど行動の幅も広がります。

嘘や言い訳を頭ごなしに指摘してしまうと、本人の考える余地がなくなってしまいます。まずはお子さんの言い分を聞いてみると、「だって、〇〇なんだもん」と本音が引き出せる場合もあります。

また、「テレビは夕飯を食べ終わってからにしよう」などの家庭のルールや、「お友達のおもちゃは勝手に取らずに『貸して』と頼んでからね」などの社会的なルールをきちんと説明することが大切です。100%は目指さず、守れなかったとしても「次は頑張ろうね」と受け止めてあげましょう。

幼児期は、行動範囲や対人関係、そして想像力が大きく広がりを見せる大切な時期です。

今回ご紹介したような関わりが、うまくいかないことも多々あると思います。ですが、そういったことがかえって子どもの自己表現力を促し、親は子どもの理解をより深めることにもつながります。

肩の力を抜いて「ほどほど」に、迷ったり悩む時には、ぜひご相談くださいね。

<参考文献>
一般社団法人 日本家族計画協会.「防ごう!まるとり マルトリートメント」


さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ産婦人科オンラインでご相談ください。

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