新型コロナウイルス大流行の中、赤ちゃんとお家で過ごしていると、心配なことがたくさんあると思います。ママとのコミュニケーションの一つでもある母乳育児をどうしたらよいか、毎日の生活の中でできる感染対策についてご紹介します。
続きを読む別記事(「月経困難症に対する鎮痛法を解説します」)で月経困難症の鎮痛法についてお話しましたが、月経困難症の治療の選択肢のひとつである、子宮内挿入器具(商品名:ミレーナ)について紹介します。
続きを読む月経(=生理)とは、約1ヶ月の間隔で自然に起こり、その後数日でまた自然に止まる、周期的な出血です。周期は25〜38日(変動が±6日以内)、持続日数は3〜7日(平均4.6日)が正常範囲です。ここから外れたものが月経不順とされています。周期などは、変動も考慮すると結構幅があるんですね。また、量の計測は難しいため自覚症状が大切です。
続きを読むクラミジアは性感染症の1つで、比較的頻度の高い病気です。近年、感染者数が増えていますし、将来の不妊や慢性骨盤痛にも関係してくるため、クラミジア感染症に対する正しい知識を持つことはとても大事です。
続きを読む妊娠中は、お腹の赤ちゃんが順調に育っているか気になりますよね。今では超音波検査(エコー)で推定体重が計測できるようになり、成長が実感できますが、時々「平均よりも小さめ」と言われてしまう場合があります。
今回は、胎児の発育と、その異常(胎児発育不全)について解説します。
皆さんは、避妊用の低用量ピル(以下、ピル)にどんなイメージをお持ちでしょうか?ピルは日本では偏見や知識不足のためか普及率が海外に比べとても低いですが、コンドームに比べ非常に高い避妊効果があります。また、避妊以外にも多くのメリットがあるのです。
続きを読む皆さんは、「避妊方法」と言えば何を思い浮かべますか?恐らく、ほとんどの日本人女性は、コンドーム、リズム法、腟外射精といった、安価で簡便な方法を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、これらの方法は避妊効果が決して高いとはいえません。ホルモン作用を利用するタイプの避妊方法は、より確実な避妊効果がありますが、まだ日本での使用率は4-5%と低い状況です。自分に合った避妊方法を選べるように、色んな避妊方法の知識を持つことが重要です。
続きを読む仕事をしている妊婦さんは、変化していく体調と仕事の間で心配事や悩みを抱えることもあるでしょう。妊婦さんの心身の健康を守るために、法律に基づいた様々な制度があります。今回はお仕事をされているプレママさんや次の妊娠をお考えのお母さんに向けて、妊娠中に活用できる制度についてまとめました。
続きを読む日本では、子宮頸がん検診については「20歳以上の女性は2年に1回」、乳がんについては「40歳以上の女性は2年に1回」の検査が推奨されていますが、子宮体がんと卵巣がんは定期検診に含まれておらず、オプション扱いです。
産婦人科医の立場から、子宮体がんと卵巣がんの検査についてわかりやすく解説いたします。
離乳食を食べなくなったり、同じものばかり好んだりと、離乳食には様々な悩みがあると思います。せっかく作ったのに食べてくれないと、イライラしたり、悲しい気持ちになったりすることもありますよね。お子さんが離乳食を食べないときはどんな対応ができるのかお話します。
続きを読む日本では、子宮頸がん検診については「20歳以上の女性は2年に1回」、乳がんについては「40歳以上の女性は2年に1回」の受診が推奨されていますが、実際には検診に行ったことがないという方も少なくありません。婦人科検診では実際にどのように検査を受けるかわからず怖いという方も多いのではないでしょうか。
産婦人科医の立場から、婦人科検診についてわかりやすくお伝えし、皆さんにきちんと受診してもらいたいと思い、解説いたします。
妊娠から産後に渡ってママや赤ちゃんのサポートを行う助産師。一言に助産師と言っても、助産師免許に加えて、専門性を高めるための資格や認定が様々あります。その中の一つ、アドバンス助産師についてご紹介します。
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