最終更新日: 2024年2月15日 by 産婦人科オンライン
イヤイヤ期の子どもには、親としてどのように対応したらよいか迷うことも多いと思います。今回は、イヤイヤ期の子どもにどのように接したらよいかについて解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
子どもの気持ちを受け止めて代弁する言葉をかけてみましょう
子どもがかんしゃくを起こしたときは、思い通りにいかない悔しさや悲しい気持ちをどうしたらよいのかわからなくて困っているのかもしれません。
そんな時は、気持ちに寄り添い、「〇〇が嫌だったんだね。」「〇〇がしたかったけどできなくて、悔しいんだね」など共感や子どもの気持ちを代弁する言葉をかけてあげるといいですね。
自分の気持ちを理解してもらえたと感じることで、子どもは安心します。
見通しや代替案を伝えてみましょう
言うことをきかない場面では、「今、なぜそれをしなければいけないのか」をわかりやすく説明してあげましょう。「ご飯の支度をしなといけないから、早く帰ろう」「あと2回やったら終わろう」「明日また来ようね」など、見通しや目安を示してあげるといいですね。
また、代替案を伝えると、自分で選ぶという体験を通して納得感が得られやすいでしょう。
子どもだからといって、適当に扱ったり言いなりになったりしないことが大切です。
言葉が伝わらない時は、そっと手を添えてみましょう
言葉だけではうまく伝わらない場合、ちょっと手を添えて気持ちを受け止めてあげると、話をきいてくれることがあります。スキンシップによってお子さんも癒やされ、気持ちを切り替えることができるかもしれません
子どもは、泣いて悔しい気持ちや悲しい気持ちを聞いてもらいながら発散できると、間もなく笑顔になることも多いです。それを繰り返すことで、少しずつ自制心が身についてきます。繰り返しイヤイヤをしても自分のことをわかってくれる人がいると感じることで、次第に自分自身で感情をコントロールできるようになっていくのです。
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(助産師 河井恵美)