自分にぴったりの産婦人科、どうやって見つける?〜“安心できるかかりつけ医”の選び方と受診のポイント〜

公開日: 2025年9月1日

産婦人科を受診したいけど、どこを選べばいいのかわからない…そんなふうに感じることはありませんか?

自分の体や心の悩みを相談しやすい“かかりつけ医”がいるのはとても心強いことです。

この記事では、産婦人科選びのポイントや、受診の時に知っておくと安心なことをご紹介します。

どのように選んだらいいの?〜“自分に合った”産婦人科とは〜

産婦人科を選ぶ時に、「どこに行けばいいの?」と迷うのは自然なことです。そんな時は、医師やクリニックの雰囲気、自分との相性をチェックしてみましょう。

たとえば、女性医師がいるかどうか、話しやすそうな先生かどうか、落ち着く環境かなど、自分が安心できるかがポイントです。

また、クリニックによって診療内容はさまざまで、思春期外来がある、ピルや生理の相談に力を入れている、性感染症やワクチン接種に対応しているなど違いがあります。自分の相談したい内容に合った場所を選ぶと安心です。

通いやすさや安心感も、大切なポイント

自分に合った産婦人科を選ぶ時には、家や学校、職場からの距離、予約の取りやすさや待ち時間なども大事なポイントです。継続して通いやすいかどうかチェックしてみるのもおすすめです。

また、「一度行ったら、ずっとそこに通わなきゃ…」と思う必要はありません。合わないと感じたら、変えても大丈夫です。安心して通える場所を見つけることがいちばん大切です。

思春期の方は、保護者と一緒でも、一人でも受診できます。希望すれば、プライバシーに配慮し、一人で診察を受けられます。不安があれば、受付や看護師さんに相談してみましょう。

行く前のひと工夫で、はじめての受診も安心

はじめての受診は、ちょっとドキドキしますよね。そんなときは、少しだけ準備をしておくと、安心して受けられます。

たとえば、生理の周期や痛みの強さなどをアプリや手帳に記録しておくと、問診の時に役立ちます。

服装は、内診(下半身の服を脱いで行う、産婦人科での診察)に備えて着脱しやすいものが◎。問診では、生理のことや困っている症状について聞かれますが、わかる範囲で大丈夫です。「緊張しています」と伝えるのもOKです。

内診では、「力を抜く」ことがポイントです。息をゆっくり吐くことに集中すると、自然と体の力が抜けていきます。ぜひ思い出してやってみてくださいね。

補足:受診の時にあると安心な持ち物リスト
・保険証(またはマイナ保険証)
※保護者の方が持っていることが多いので、事前に確認することをおすすめします。
・生理記録(アプリや手帳)
普段の周期や気になることがメモしてあるとスムーズです。
・お薬手帳や服用中の薬のメモ

他の病気の治療をしている場合は持参しておくのが望ましいです。
・ナプキンなどの生理用品
診察後に少し出血することもあるので、念のために持っておくと安心です。

ちょっとした準備やポイントを知っておくだけで、初めての産婦人科もぐっと安心に。

この記事が、安心して相談できる場所や、信頼できる先生との出会いにつながるきっかけになればうれしいです。

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ産婦人科オンラインでご相談ください。

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