小学校ってどんなところ?〜幼児期から親子でできる準備と過ごし方〜

公開日: 2026年1月26日

我が子がランドセルを背負う日の姿など、想像もつかなかった頃もあったことでしょう。どの親子にとっても、初めての学校生活を迎えることは、喜びと同時に不安なこともありますね。

これから小学生になるお子さんをお持ちの保護者の方は、ぜひご一読ください。

一緒に登下校ルートを歩いて学校に行ってみよう!

登下校の道を、入学前に親子で一緒に歩いてみると良いですね。

信号や横断歩道、交通量の多い場所や道の狭いところなどを確認し、広がって歩いたり無理な横断はしないように伝えましょう。

また、もしも通学途中で地震などの災害が起きたときはどうしたら良いか、シミュレーションしてみるのも良いですね。例えば、揺れている時は「ランドセルやカバン等で頭を保護してしゃがむ」など、自分の身は自分で守る大切さを学ぶ良い機会になります。

学校生活に向けて、自分の力でできることを増やしていこう!

1日の3分の1の時間を学校で過ごすようになりますので、自分のことはある程度自分でできるようにしておくと安心ですね。具体的には次のような準備を、家庭内で徐々に進めていきましょう。

  • 家庭内での起床や就寝時間に、目覚まし時計などを使って自分で起きる
  • 園に行っているお子さんは、次の日の準備を自分でする
  • 着替えをしたり、衣類を自分で畳んで片付ける
  • 自分や家族の分の食事の配膳や片付けをする
  • おもちゃや絵本を使ったら、必ず元の場所に戻す

親は見守ったり、手助けをしますが、必ず最後は「自分でできた」という達成感を持たせてあげましょう。

文字や数字を意識して、学習に楽しんで取り組む土台づくりを!

幼児期後半は、好奇心いっぱいで探究心も高まっている時期ですね。次のような関わりをとおして、親子で一緒に小学校での学習に向けて準備してみましょう。

  • ひらがなで自分の名前や簡単な単語を読んだり書いたりする
  • 文字を追いながら絵本を読み聞かせてみたり、疑問に思うことを図鑑などで調べたりしてみる
  • アナログ時計を使って、今の時間や「あと10分で何時になるか」などの時間の感覚を理解する

完璧を目指す必要はなく、あくまでも楽しんで、学ぶことのできる土台作りをしましょう。

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小学校の6年間は、学校の先生や友人との関係の中で、大きな成長を遂げる時期でもあります。最初は親も子も不安があるかもしれませんが、少しずつできる準備をしていきましょう。

そして、まずはその家庭が子どもにとって安心できる場所であるように、親は子どもに寄り添って一緒に歩んで行きましょう。

<参考文献>
榊原信子, 椎野智子, 友田明美. 子どもの脳とこころがすくすく育つマルトリに対応する支援者のためのガイドブック. 福井大学子どものこころの発達研究センター. 2020.
子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題.文部科学省

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ産婦人科オンラインでご相談ください。

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